『NO FATIGUE 24時間戦える男の転生譚』リッパー偏 感想

まず結論から言うとこの小説はリッパー偏がはじまる前までは面白い
リッパー偏が酷いの一言に尽きるのだ

感想欄でも散々指摘されてるが、そもそも何でもありのスキル有のファンタジーで
ミステリーってのが無理があり過ぎるんだが
さらに最悪な事に 後付けが 酷すぎるのだ

大詰めになって死んだはずのキャラの双子登場ってどういう了見だろう
ミステリーで双子の入れ替わりトリックってのはままあるけどな
というより双子が出たら確実に入れ替わるのだ。他に双子を出す理由はない
だが 後付けで 双子を出しては いけない!
まぁ、あるけどな。死んだキャラの双子を登場させるって展開
少年マンガとかで間違って必要なキャラを勢いで殺しちゃった時に
ほとんど同じキャラを双子です!と登場させてごまかすみたいなクソ展開

しかもこの双子ちゃんが 後付けの チートアイテムで 章ボスを 殺して終わるという
予想のはるかナナメ下を行ってマリアナ海溝の底にまでたどり着きそうなクソ展開に思考が停止する
これは悪手通り越して反則であり、読者に対する裏切り行為である

そこまでやっておいて、読者への挑戦状である
誰がそんな反則野郎の挑戦を受けるというのか?もはやあきれて声も出ない

感想欄で滅多うちにされるのも納得である。ここまでコケにされて読者が切れないはずがない

せっかくリッパー偏までは面白かったのに、書籍化までされてるのに残念という他はない

作者は猛省して リッパー偏を丸ごと削除して 無かった事にして続きを書いたほうが良いだろう
せっかく長々と書いたリッパー偏を捨てるのは勿体ないと思うのかもしれないが
あんな悲惨な焼け野原から続きを書くよりはずっとマシなはずだ

ついでに言えば【自己定義】のスキルも考え直したほうが良い
ステータスとかスキルというのは 能力に対して数値や説明を当てはめたもの のハズである
だから数値や説明を書き換えたから、能力が身につくというのは思考として本末転倒だろう
これがSAOのようなVRMMOであり、管理者もしくは管理者権限をハッキングで奪ったものならば
あり得ない話ではないが、神でさえスキルの譲渡は自由でなくエネルギーが必要なわけで
そのエネルギーはどこから来るのかという話である
もっともスキルを状況に応じていちいち書き換えてるんだから制限はあるんだろうが
(なかったら全てをスキルを最初からマックスにしとけば良いだけの話)
正直ゲーム脳すぎて萎えてしまう

全能ほどつまらないものはない
H×Hにもスキルハンターという能力があるが
非常に面倒な条件が必要でしかも片手で本を持つ必要があるなど
便利な能力には何らかの制限やリスクがあるから面白いので
後付けと同じで何でもありをやっちゃうとギャグ以外は成立しなくなる

まぁ途中まで面白いだけで大したものであるし、書籍化もされたのだから
これでエタっても仕方ないのかもしれない

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